リボ払いはやめとけ|3,000円払ったら1,500円が手数料だった僕の実体験

コンビニの支払い端末に手数料1,500円と表示され、驚いているイラスト お金の自由

こんにちは、mikumoです。
みんなさ、リボ払いって使ったことある?
クレジットカードの設定するときにリボ払いの利用について聞かれたりするから、聞いたことはあると思うんだよね。

リボ払いって、よくできてる仕組みだから、普通の判断力があっても普通にハマるので、今日は注意喚起の記事でございます。

ぶっちゃけ、僕はハマってました(笑)

コンビニのレジ前にある端末で、支払額を入力して、画面に出た文字が「手数料 1,500円」。
毎月3,000円を返してたはずなのに、そのうち1,500円が手数料。

「あれ、僕が返してるの、半分だけ……?」

今日はその話をします。数字も全部出します。今まさにリボの残高がある人にも、抜け出す順番まで書くので最後まで読んでみてください。

レジ前の端末に出た「手数料1,500円」

僕が使ってたのは、当時のファミマTカード(現在は「ファミマカード」に名称が変わってます。発行はポケットカード)。

返済のやり方が独特で、ファミリーマートの店内にある端末を自分で操作して、「今月いくら払うか」を選んで、レジで現金を払う。当時はFamiポートっていう名前の端末でした(2022年7月に終了して、今は店内のマルチコピー機に統合されてます)。

で、その操作の途中の画面に、手数料が表示されるんです。

手数料 1,500円。

正直、それまで気にしたことがなくて、毎月3,000円払って、はい終わり。それを何年も繰り返してた。
今思うとさ、バカだったなーって。

でも、なんでかその日は気になって、「3,000円払うのに、手数料が1,500円?」って。

そう! 残高が減ってるのは1,500円だけだったんだよね。
手数料50%、やばくない(笑)?

最初は「めちゃくちゃいいシステムだ」と思ってた

ここ、めちゃくちゃ大事なので正直に書きます。

僕、リボ払いを知ったとき感動したんですよ。

  • 1万円使っても、2万円使っても、一括で返さなくていい
  • 毎月払う額は自分で決められる
  • なんなら少額でもいい
  • 自分の収入の範囲で返していけば、いつかは終わる

「なんて優しいシステムなんだ」と思いました。当時はバイトだったし、月々の負担が読めるっていうのは本当にありがたかった。

でね、ここが一番怖いところなんですけど。

この理屈、嘘はひとつもないんですよ。

払える額を返していけば、いつかは終わる。これは本当。誰も僕を騙してない。
なのに、結果は悪くなる。

僕の理屈のどこに穴があったのか

抜けてたのはひとつだけ。

支払額が、残高と連動していない。

これに尽きます。

普通のローンって、借りる金額を増やしたら月々の返済額も増えますよね。100万円借りるのと300万円借りるのとでは、毎月の引き落とし額が変わる。だから「あ、これ借りすぎたな」って体で分かるんですよ。財布が痛むから。

リボは、そこが鳴らない。

普通のローンリボ払い
借入額が増えたら月々の返済額が増える月々の支払額はほぼ変わらない
完済時期契約時に決まっている使うたびに後ろにずれる
借りすぎの実感月々の重さで分かる分からない
普通のローンは借入が増えると月々の支払いも増えるが、リボ払いは月々が変わらないことを比べた図

残高が2万円でも10万円でも、毎月3,000円。
月々の支払いが同じだから、残高が膨らんでることに気づく手段がないんです。

だから僕はこう思ってます。

リボは、借りすぎたことを教えてくれない借金。

あとから振り返って一番ゾッとしたのがここで。僕、「手数料がだんだん高くなってきたな」って感覚があったんですよ。でも当時は理由が分からなかった。

答えは単純で、手数料は残高に比例するから、手数料が増えた=残高が増えていたんです。払いながら使い続けてた。でも月々は3,000円のままだから、膨らんでることに気づけなかった。

3,000円の内訳を、分解してみる

毎月3,000円払っても手数料が1,500円で、減る借金は1,500円だけであることを示した図

ここからは数字の話。

リボ払いの手数料は、こういう計算です。

その月の手数料 = そのときの残高 × 実質年率 ÷ 12

僕が使っていたカードのショッピングリボは実質年率18.00%(公式サイトの現在の表記)。18% ÷ 12ヶ月 = 月1.5%ですね。

じゃあ手数料が1,500円になる残高って、いくらだと思います?

1,500円 ÷ 1.5% = 10万円。

はい、残高10万円です。当時の明細はもう手元にないので逆算ですけど、たぶんこのくらいまで膨らんでたということ。

で、ここからが本題なんですけど。このカード、毎月の最少支払金額が残高でスライドするようになってて、公式サイトにこう書いてあります。

ショッピング残高最少支払金額
1円 〜 10万円3,000円
10万1円 〜 15万円4,500円
15万1円 〜 20万円5,000円

気づきました?

残高10万円は、支払額3,000円ゾーンのちょうど天井なんですよ。

つまり「3,000円払って1,500円が手数料」って、僕がだらしなかったから起きたことじゃなくて、このゾーンの上限まで残高が積み上がったら、誰がやっても必ず半分が手数料になるっていう、構造上そうなるだけの話なんです。

偶然ヤバい数字を引いたんじゃない。設計通りにヤバいところに着地してた。

じゃあ、あのまま毎月3,000円を払い続けてたらどうなってたか。残高10万円・年率18%・以降まったく使わない前提で計算するとこうです。

完済までの期間47ヶ月(3年11ヶ月)
手数料の合計約39,600円
支払総額約139,600円

10万円のために、約4万円。

本当にあった怖い話ですこれ。

気づかないうちにリボを使ってるパターン

リボ専用カード・初期設定の自動リボ・あとからリボの勧誘という気づきにくい3つのパターンを並べた図

僕みたいに「自分で選んだ」ケースだけじゃないんですよ。むしろ選んだつもりがない人のほうが多いかもしれません。

① そもそもリボ専用のカードだった

これ、当時の僕はよく分かってなかったんですけど、僕が使ってたカードは公式に「お支払金額を自由に決められる自由返済型のリボ払いカード」と書かれてるタイプでした。

どういうことかというと、レジで「一括で」と言っても、請求はリボになるんです。公式のよくある質問にも「一括払いで利用したのにリボ払いで請求がきました。どうしてですか?」という項目があるくらい。

僕が「一括で返さなくていい」と感動してたのは、そもそもそういうカードだったからなんですね。

② 初期設定が自動リボになっている

申し込みのときのチェックボックスひとつで、以後ぜんぶリボ、というパターン。ポイント還元や年会費無料の条件になってることもあります。

③ 「あとからリボ」の勧誘

一括で払ったあとから、アプリやメールで「リボに変更しませんか? ポイント〇〇倍」と案内が来るやつ。

国民生活センターにも、こんな相談が寄せられてます。

請求が利用金額より少ないと思っていたが、明細はアプリなので面倒で見ていなかった。確認すると、申し込み時からリボ払いで、100万円近い残額があることが分かった(60歳代 女性)

100万円ですよ。他人事じゃないです。

自分がリボかどうかの見分け方はシンプルで、

  • 利用明細に「手数料」の行があるか
  • その月の請求額が、使った額より少ない

このどっちかに当てはまったら、リボの可能性が高いです。今すぐアプリ開いて見てみてください。ほんとに。

今ある残高から抜け出す順番

ここが一番書きたかったパートです。僕が実際にやったことを含めて、順番で書きます。

ステップ1:残高を直視する

まずこれ。金額を見るのがしんどいのは分かります。僕もそうでした。

でもリボの一番厄介なところって、月々の支払額を見てる限り、状況が良くなってるのか悪くなってるのかが永久に分からないことなんですよ。見ないと始まらない。

見るのは「今月の請求額」じゃなくて「利用残高」です。ここを間違えないでください。

ステップ2:毎月の支払額を上げる

これが唯一の出口です。

理由は手数料の計算式そのもので、手数料は「残高 × 年率 ÷ 12」。残高を早く減らす以外に、手数料を減らす方法がないんです。

どれくらい変わるか、さっきと同じ条件(残高10万円・年率18%)で計算しました。

毎月の支払額完済まで手数料の合計
3,000円(最少)47ヶ月約39,600円
5,000円24ヶ月約19,800円
10,000円11ヶ月約9,200円
20,000円6ヶ月約4,800円
毎月の支払額別に完済までの期間と手数料の合計を比べた横棒グラフ

月3,000円を10,000円にするだけで、手数料が4分の1以下になります。

僕がやったのもこれでした。あの端末の画面って、実は「最少お支払金額」以外に「増額してお支払い」と「全額をお支払い」が選べるようになってたんですよ。手数料の表示に気づいてからは、払える月は増額して払うようにして、そのまま完済しました。以降、リボは一度も使ってません。

ちなみに僕が使ってたカードの場合、利用後の初回支払期日までに残高を全額払えば、手数料はかからないという条件も公式に書かれています。「一定額以上払うと手数料がかからなかった気がする」という僕のうろ覚えは、たぶんこれのことでした。

支払コースの変更は、カードのアプリや会員サイトからでもできることが多いです。

ステップ3:どうしても増額できないときは

残高が大きくて増額もきついなら、より金利の低いローンにまとめて借り換える、という選択肢は一応あります。年率18%より低い金利にできるなら、理屈のうえでは手数料は減ります。

ただ、これは借金が消える方法じゃないです。あくまで利率を下げるだけ。しかも「借り換え」で検索すると広告だらけなので、その前に一度、返済額を上げられないか家計側を見てほしいです。固定費の話は家計見直しの記事にまとめてます。

そして残高が大きすぎて詰んでる場合は、ひとりで抱えないで消費生活センター(消費者ホットライン188)に相談してください。無料です。

二度と戻らないための設定

完済したら、ここまでやっておくと安心です。

  • 支払コースを「一括(全額支払い)」に変更する。これが本丸
  • リボ払いを設定しない

とにかく、リボ払いを使わない!これがマストです。

まとめ

  • リボ払いの手数料は「残高 × 年率 ÷ 12」。残高を減らす以外に減らす方法はない
  • 年率18%なら月1.5%。手数料1,500円は残高10万円ということ
  • 支払額が残高と連動しないから、借りすぎたことを教えてくれない
  • 月3,000円のままだと10万円の完済に約4年・手数料は約4万円。10,000円に上げれば11ヶ月・約9,200円
  • まずは「今月の請求額」じゃなく「利用残高」を見る
  • 完済したら、支払コースの設定まで変えて、二度とリボに戻らないようにする

僕は当時、自分が損してるって気づいてすらいませんでした。端末の画面にたまたま「手数料1,500円」が出てなかったら、たぶんもっと長く払い続けてたと思います。

もしこの記事を読んで、ちょっとでも「うちのカードどうなってたっけ」と思ったなら、それが僕のあの日の画面と同じ役割になれば嬉しいです。

なお、手数料率や支払コースの条件はカード会社・契約時期によって違うので、実際の判断はご自身の利用明細と会員規約で確認してくださいね。

自由を身近に

また次の記事で会いましょう。

参考

この記事を書いた人
mikumo

「自由」を実験中のブロガー、みくもです。家計改善・副業・投資を試しながら、会社に縛られない生き方を模索しています。失敗も全部ネタにしながら、等身大でお届けします。

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