為替介入でNISAは大丈夫?不安な人こそ、積立シミュレーションしてみてほしい

為替が動いても積立はやめなくていい、というメッセージのアイキャッチ画像。不安な為替のニュースと、右肩上がりに育つ資産グラフを対比させたイラスト お金の自由

こんにちは、mikumoです。

最近、為替介入のニュースが流れて、

「え、これNISA続けてて大丈夫なやつ?」
「オルカンとかS&P500とか、円安前提で積み立ててたけど、これから先どうなるの?」

って心配になった人、結構いるんじゃないかな。
このことについて、僕がずーっと言っていること、

結論、

為替が動いたくらいで、積立投資の方針を変える必要はない。 これが今日の結論です。

とはいえ「そんなこと言われても不安は不安」ってのが本音だと思うから、今日は理屈だけじゃなくて、実際に「このまま積み立てたら将来どうなるか」を数字とツールで見てみようと思う。

① そもそも、為替介入のニュースで何が起きたのか

日米の為替介入をしたことによって、一時的に円高に。1ドル163円台から157円台へと約15年ぶりの協調円買い・ドル売りが行われたことで、急速な円高が進行しましたね。
 今はまた円安に傾いてきているみたいだけど。
でも、こういうニュースが出ると、株や為替に敏感な人ほど「じゃあ自分の資産どうなるの?」って不安になるよね。特にオルカンやS&P500みたいな、米ドル建ての資産を円で買っている人は「為替」って言葉に反応しやすいと思う。

為替介入でドル円が163円から157円まで動いた推移を示すグラフ

② なんでNISAまで心配になっちゃうのか

オルカンやS&P500は、中身は海外の株。買うときも売るときも「円と外貨の交換レート」が挟まるから、為替が動く=自分の資産が動く、って直感的に思っちゃうから。

しかも新NISAって「非課税で長期投資してね」っていう制度だから、「長期」の途中で為替のニュースが挟まると、「え、この長期投資、前提から狂ったんじゃない?」って感じちゃう。
だから、国はNISAを推しておいて、為替介入するなんて!!

って声が一時期広がったんだよね。

③ でも、積立は「今日の為替」で決めるものじゃない

以前、オルカンとS&P500どっちがいいかっていう記事を書いたんだけど、そこでも同じことを言ったことで、

「今株が高くなっているから、安くなった時に買った方がいいよね?」
→ いつ安くなるかなんて誰にも分からないし、株は長期で見れば成長し続けている。

これ、為替にもそのまま当てはまるのね。

今日のドル円が157円だろうが150円だろうが、僕らが積立投資をするのは「今日」じゃなくて「これから10年、20年」なんだよね。その間に円高の年もあれば円安の年もある。介入があった年もなかった年もある。

大事なのは、「今日の1回」で判断しないこと。毎月コツコツ買い続ける積立投資は、そもそも「高い時も安い時も、機械的に買い続ける」ことで、1回のタイミングに賭けなくていいようにできている仕組みなんだよね。

相場が高い時も安い時も、毎月淡々と積み立てるイメージ図

過去を振り返ると、株式市場は長期では右肩上がりで推移してきた。確かに、株なので上がり下がりはあるけど、長く投資し続けることに意味があるんだよね。

上がり下がりを繰り返しながら、長期では株式市場が右肩上がりに成長する様子を示す図

でもさ、「本当にそうなの?」ってなると思うので、具体的な数字で見てみようと思う。

④ じゃあ実際どうなる?積立シミュレーションを作ってみた

とはいえ、僕がいくら言っても、皆さんに当てはまるとは限らない。
だって、みんな月にいくら投資して、何年間投資するかなんてわからないじゃない?
だから、簡単なシミュレーションアプリを作ってみました!!

🧮

S&P500・オルカン
積立&取り崩しシミュレーター

毎月いくら積み立てるか、目標額から逆算するか。
実際に数字を入れて試せます(無料・登録不要)。

シミュレーターを開く →

📱 スマホの人は、開いたページで共有ボタン→「ホーム画面に追加」すると、アプリみたいに使えるよ

使い方は2通り。

毎月いくら積み立てるか決めて、将来いくらになるか見る
毎月の積立額と年数を入れるだけ。S&P500とオルカン、両方の想定利回りで将来の金額を計算します。

逆に「目標額」から、毎月いくら積み立てればいいか逆算する
「何年後にいくら必要か」を先に決めて、そこから必要な毎月の積立額を計算します。以前書いた「いつ・いくら必要かから逆算する」記事の考え方を、そのままアプリにした感じ。

過去の実績(1990年〜2025年)をあてはめて、「もし2000年から積み立てていたら」「もしリーマン前から積み立てていたら」みたいな検証もできるようにしてあるので、気になる人は触ってみてね。

(もちろん将来の運用成果を保証するものじゃないので、そこは念のため)

⑤ 僕の場合で試してみた

せっかくなので、自分の数字でも試してみた。

僕は旧NISA時代から、月3万円くらいをコツコツ積み立ててる人間なんだけど(前の記事にも書いたけど、一度積立を止めて2年放置してたら、それでも倍近くに増えてた話ね笑)、改めて「目標額から逆算」で試してみた。

目標額から逆算する3ステップ:いつまでに・いくら欲しいか・毎月いくら積み立てるか

たとえば「2000万円を25年で作る」って条件で逆算すると、

  • S&P500だと、月2.5〜3万円くらい
  • オルカンだと、月3万円くらい

で届く計算になった(想定利回りをS&P500年7%・オルカン年6%にした場合ね。この前提を変えると数字はもちろん変わるよ)。

「あ、意外と今の積立額でも近いところまで来てるかも」って、自分でやってみて安心できたんだよね。逆に、今の積立額だと全然足りないってことが分かる人もいると思う。それはそれで、早めに気づけてラッキーだと思う。

こういうのって、頭の中で「なんとなく不安」って思ってるより、一回数字にしちゃった方が絶対楽になる。

⑥ オルカンとS&P500、結局どっちがいいの?

これについては、前に書いた記事で結論出してるので、そっちを見てほしいんだけど、僕は今でもオルカン推し。

ただ、今回のシミュレーションでも両方比べられるようにしてあるから、「自分は米国集中でいく」って人はS&P500で、「分散させたい」って人はオルカンで、それぞれ試してみてね。どっちが正解ってものでもないし、最後は自分がしっくりくる方でいいと思ってる。

⑦ まとめ

今日は、為替介入のニュースで不安になった人向けに、

  • 為替は「今日の1回」で判断するものじゃないこと
  • 実際どうなるかは、ちゃんとシミュレーションすれば数字で見えること

を書いてみました。

不安なまま何もしないより、数字を見て「あ、大丈夫そう」もしくは「あ、ちょっと見直した方がいいかも」って判断できる方が、絶対に前に進めると思う。

ぜひ、上のシミュレーターで自分の数字を試してみてね。

自由を身近に

また次の記事で会いましょう。

※この記事は投資の勧誘を目的としたものではありません。将来の運用成果を約束するものではなく、投資の判断はご自身の責任でお願いします。

この記事を書いた人
mikumo

「自由」を実験中のブロガー、みくもです。家計改善・副業・投資を試しながら、会社に縛られない生き方を模索しています。失敗も全部ネタにしながら、等身大でお届けします。

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