こんにちは、mikumoです。
先日妻から「私もNISAを始めたいんだけど、毎月いくら積み立てればいいの?」って聞かれたんだ。
みなさんなら、なんて答えます?
「とりあえず月3万円くらい?」「余ったお金を全部?」——これは人それぞれだと思います。
ちなみに僕の場合は、NISAを始めた時はまだ1年間に投資できる金額が40万円だった時代だったので、月3万円積み立てを行っていました。
だから、今も月3万円積み立てをしていて、どこかのタイミングで見直しが必要かなとは思ってるんだけどね、
妻にはこう答えました。
「金額の前に、いつ・いくら必要なの?」
結論から言うと、投資には目的が必要だと考えています。
目的と目標金額が決まっていれば、毎月の積立額は計算で出すことができる。逆に、これを決めずに積立額だけ決めるのは、行先を決めずに電車に乗るようなものなんだと思うんですよね笑
行先を決めないと、どの電車に乗って、どこの駅で降りるかわからないという事態が発生する。
今日は積み立てを行うにあたっての、マインドを書いていくので、よかったら読んでいってください。
ちなみに、前提として僕はインデックス投資(オルカンやS&P500)を前提として本記事を書いています。
なぜインデックス投資を推しているかについては、こちらもよかったらご覧ください。

1. 「いくら積み立てるか」より先に考えるべきこと
「今はインフレだから投資が重要!」
よく聞くフレーズです。僕もそう思います。インフレの時代、現金の価値が目減りしていきますからね。
でも、そこで「じゃあとにかく積み立てよう!」となった時、
「毎月いくらくらい投資したらいいのか?」
「いつまで投資し続ければいいのか?」
「いつお金に換えればいいのか?」
こんな疑問が起こります。
だからこそ、
👉 なぜ投資を行うのか?(理由)
👉 いつ、お金が必要になるのか?(時期)
👉 そのとき、いくら必要か?(金額)
この3つを考えたうえで、投資を行うことが大切です。
老後資金、子どもの大学費用、住宅の頭金など、人生の「大きな支出」には、だいたい時期があります。
このだいたいの時期を踏まえて、必要なお金が分かれば、毎月の積立額をおおよそ決めることができます。

2. 具体例:39歳、老後資金2000万円で逆算してみた
言葉だけだと分かりにくいので、僕を例にやってみます。
今は年金だけでは生活が難しく、2000万円は必要といわれるでしょ?
この2000万円を貯蓄ではなく、インデックス投資で資産として保有することを目標に考えた場合、
- 現在:39歳
- 目標:65歳までに老後資金2000万円
- 前提:年利7%で運用できたとする(根拠は後述します)
残り期間は26年。この条件で逆算すると——
毎月の積立額は、約2.3万円になります。

※グラフはイメージです(年利7%・月複利で試算)
どうでしょう。「2000万円」と聞くと途方もない数字に感じますが、「月2.3万円」なら現実的に見えてきませんか?
ちなみに、貯金だけで2000万円貯めようとすると、26年間毎月65000円くらい貯金しないと達成することはできない。
投資だと、26年間の積立元本は約710万円。残りの約1290万円は運用益が積み上げてくれる計算になります。

繰り返しになりますが、必ずこの通りになるとは言えません。株価は上がり下がりありますから。
一方で、毎月6万円以上の貯金は僕は無理です。でも、2.3万円だったらできる。というか、もうしています笑
3. 自分の数字に置き換えてみよう(早見表つき)
インデックス投資は「早い段階」で「いくら積み立てる」かが最も重要です。
まだ始められていない方は、検討するのもいいと思います。
「僕はまだ20歳。まだ先の話だしいいかな~。」という方のために、早見表を作りました。
年利7%で運用した場合の、目標達成に必要な毎月の積立額の目安です。
| 目標金額\残り期間 | 15年 | 20年 | 25年 |
|---|---|---|---|
| 1000万円 | 約3.2万円 | 約1.9万円 | 約1.2万円 |
| 2000万円 | 約6.3万円 | 約3.8万円 | 約2.5万円 |
| 3000万円 | 約9.5万円 | 約5.8万円 | 約3.7万円 |
この表から分かることが2つあります。
✅ 早く始めるほど、月々の負担は劇的に軽くなる(2000万円でも、25年あれば月2.5万円。15年だと月6.3万円。) ✅ 「自分には無理」かどうかは、計算してみないと分からない
自分のマスを見つけて、「この金額なら続けられそうか?」を考えてみてください。もし厳しければ、目標金額を調整するか、期間を延ばすか、家計を見直すか。選択肢が具体的になるのが逆算のいいところです。
ちなみに、自分の数字でもっと正確に計算したい方は、金融庁の「つみたてシミュレーター」がおすすめです。目標金額から毎月の積立額を逆算する機能もあって、この記事の考え方をそのまま試せますよ。
4. 「いつから取り崩すか」も同時に見えてくる
もうひとつ大事なおまけがあります。
それは、「いつから使い始めるか」も同時に決まること。
僕の例なら「65歳から取り崩す」ことが最初から決まっています。ということは——
- 65歳が近づいたら、株式の比率を下げてリスクを抑える準備ができる
- 「暴落が怖くて一生売れない」問題を回避できる(使う時期が決まってるから)
- 取り崩し方(毎月定額?定率?)も事前に考えられる
投資って「買い方」の情報はあふれてるのに、「使い方」の話は意外と少ないんですよね。
お金は使うために貯めるもの。 出口を決めてから入口に立つ、くらいでちょうどいいと僕は思っています。
特に、資産が積みあがると「あとちょっとお化け」が出てくるんだよね。最初2000万円だったのが、あとちょっと、2500万円にしよう、とかね。
だからこそ、ゴールを設定しておくことで、目的に合わせたお金の使い方ができるということ。
「私はそんなことない。お金全然使える。」
って思っているあなた。その時になったら、mikumoの言っていることを理解すると思います。
そうじゃなければ、単に浪費家だと思うので、そもそもお金はたまらないからね笑
5. 前提にした「年利7%」の根拠
ここまで、年利7%として進めてきたけど、
「株は上がり下がりするって言ったじゃない。7%なんてなんで決められるの?」
って思う方いらっしゃるでしょうね。
そのことについて解説していきましょう!
これは、全世界株式(いわゆるオルカン)や米国のS&P500といった株価指数の、過去の長期的な平均リターン(年率5〜9%程度と言われる範囲)を参考にした数字です。
オルカンとS&P500の違いについては、こちらの記事で詳しく書いています。
ただし、注意点が3つ。
👉 あくまで過去の実績であって、将来を保証するものではありません
👉 これは名目リターンです。インフレを考慮した実質ベースでは、もう少し低め(5%前後)で見積もる考え方もあります
👉 短期では大きくマイナスの年も普通にあります(だからこそ長期・積立なんですけどね)
堅めに見たい方は、年利4〜5%で計算し直してみるのもおすすめです。前提を変えて何度も計算しておくと安心ですよね。
6. AIに人生設計を整理してもらおう
「逆算が大事なのは分かった。でも自分の将来の支出なんて、パッと出てこないよ」
……ですよね。僕もそうでした。
そこでおすすめなのが、AIに整理を手伝ってもらうことです。
僕が普段どんなふうにAIを使い分けているかは、こちらの記事で紹介しています。

例えば、ChatGPTやClaudeにこんなふうに聞いてみてください。
「私は39歳です。65歳までに老後資金2000万円を貯めたいです。年利7%で運用する前提で、毎月いくら積み立てればいいですか?また、子どもが10年後に大学進学予定です。教育費も含めた積立計画と、老後の取り崩し方まで整理してください」
自分の年齢・家族構成・想定イベントを入れるだけで、計算もライフプランの整理も一気にやってくれます。最近のAIは精度も非常に高くなっているので、たたき台としては十分な内容が返ってきます。
ちなみに、子どもの教育資金づくりについてはこどもNISAの記事でも書いているので、よかったらどうぞ。
昔ならファイナンシャルプランナーに相談していたような「たたき台づくり」が、無料で、今夜できる。使わない手はないですよ。
ただし、AIはどこまで行ってもAI。本来ならば、FPに直接相談して、ライフプランから家計管理までしっかりと相談することをお勧めします。
その時の注意点。
ここは僕個人の意見です。僕が尊敬する方がおっしゃっていましたが、
・無料相談にはいかないこと。なぜ無料でできているか?それは儲かる仕組みがあるから。それは何か?不必要な保険や商材を案内され、契約してしまうケースがあるから。
・信頼できるFPに相談すること。理由は上記と同様。
宣伝とかではないですが、ちなみに僕はリベシティの方にお願いしようと思っています。
理由は、運営者が上記の行為を禁止してたうえで、FPとして活動されている方に依頼ができるからです。
今後の試算について考えるためにライフプランを作成したり支出管理を行うのに、相談することでかえって支出が増えちゃったら元も子もないですからね。
7. まとめ
今日の話をまとめます。
✅ 「いくら積み立てるか」より先に、「いつ・いくら必要か」を決める
✅ 時期と金額が決まれば、毎月の積立額は逆算で出せる(39歳・2000万円・年利7%なら月約2.3万円)
✅ 早見表で自分の数字に置き換えてみる。早く始めるほど月々は軽い
✅ 逆算すると「いつから取り崩すか」という出口も同時に見えてくる
✅ 年利7%は過去実績ベースの一例。堅めの前提でも計算してみる
✅ 将来の支出の洗い出しはAIに手伝ってもらうと一気に進む
✅ 最終的には安心して相談できるFPに相談する(無料相談はご注意を!)
「投資しなきゃ」と焦って金額から入るのではなく、まず自分の人生のほうから逆算してみてください。数字が決まると、不思議と不安が減りますよ。
自由を身近に。
また次の記事で会いましょう。


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