こんにちは、mikumoです。
2026年6月の新聞を読んでいたら、こんな見出しが目に飛び込んできました。
「携帯契約 乗り換え特典 悪用を抑制 特典1年分割に」
総務省の有識者会議が、MNPホッピングの規制強化に動き出したというニュースです。
正直ね、僕もホッピングのことを詳しくは知らなかったんですよ(笑)。
でも僕、2026年7月に、docomoから日本通信へ実際にMNPで乗り換えました。電話番号はそのまま、手続きは全部スマホ。
実際に乗り換えてみたからこそ分かったことがあって、この記事ではそれも含めて「ホッピングって本当にお得なの?」を考えてみます。
なお、この記事はmikumo的見解であって、個人の意見です。参考にしていただけると幸いです。
1 結論:ホッピングは損だと思う
結論から言うと、「損です。」
えー、乗り換えるとスマホが安くなったり、ポイントもらったりできるんでしょ?
乗り換え手数料も安くなってるし、トータルプラスじゃん!
得しかないよー。
そう思う方もいるでしょう。
僕が損だと思う理由は、この2つ。
- 特典は1回きり。でも、安い料金はずっと続く
- 特典を追いかけるたびに、自分の時間を使っている
詳しくは後で書きますね。
2 ホッピングって何?

ホッピングとは、MNP(携帯番号ポータビリティ)を使って、電話番号はそのままに、キャリアを次々と乗り換えていくことです。
ドコモ → au → ソフトバンク → 楽天 → またドコモ…
なんでこんなことをするのかというと、乗り換えるたびにキャッシュバックやポイント、端末割引などの特典をもらえるから。
キャリアは新しいお客さんがほしいから、今のお客さんより乗り換えてくる人を手厚くもてなす。その仕組みを利用したやり方ですね。
長年愛用し続けているのに、新しいお客さんのほうが優遇されていると思うと、少し寂しいねぇ。
という私、日本通信にくら替えしておりますが(笑)
3 いつから始まって、どう広まったか
MNPの制度が始まったのは2006年。
iPhone、今やどこでも買えるでしょ? でも昔はソフトバンクでしか売っていなくて、docomoやauの人は乗り換えないといけない時代があったんだよね。MNPは画期的で、僕の周りも乗り換えた人がたくさんいたよ。
そして2014〜2016年ごろがホッピングの全盛期。
乗り換えるだけで5〜10万円のキャッシュバックがもらえるケースもあって、ネットでは「MNP乞食」なんて言葉まで生まれていました。家電量販店でも乗り換えキャンペーンをやっていて、「0円」携帯なんて沢山あったよね。
今思うと、携帯電話が0円って意味が分からないよね(笑)
4 国が規制に乗り出した理由
でも、この仕組みにはいろいろと問題があって、国がメスを入れました。
- 長年使っている人が損をする:乗り換える人だけが特典をもらえて、同じキャリアを使い続けている人は割高なまま。一見さんと常連さん、どっちを大切にするのよって話よね
- 端末の本当の値段が分からない:「実質0円」などの表示で、端末の価格が不透明になっていた
- 通信料金が下がらない:キャッシュバックの元手は、結局みんなが払う通信料金。バラまきが続く限り料金は下がらない
| 時期 | 主な動き |
|---|---|
| 2019年 | 電気通信事業法の改正。端末割引の上限を2万円に、解約金の上限を1,000円に |
| 2026年6月 | 総務省の有識者会議が、乗り換え特典を最長1年に分けて渡すことを認める方針。2026年秋ごろに結論の予定 |
ただ、2019年の改正で解約金が安くなったことで、「むしろ乗り換えやすくなった」という皮肉な面もあって、ホッピング自体はなくなりませんでした。
そこで今回の「特典の1年分割」。契約してすぐ特典をもらって即解約、というパターンを封じるためみたいですね。
一つの問題に対してテコ入れすると、別の問題が生まれる。難しい問題だよね。
5 実際にMNPで乗り換えてみた

ここからが本題。僕の実際の乗り換えです。
- いつ:2026年7月
- どこからどこへ:docomo → 日本通信(電話番号はそのまま)
- 手続きにかかった時間:1〜2時間くらい
- どうやって:全部スマホで完結。お店には行っていません
- 特典:なし
正直に言うと、思っていたよりずっと簡単でした。
以前この記事では、乗り換えには「スムーズでも5時間、現実的には7〜8時間かかる」と見積もっていました。でも実際にやってみたら、手続き自体は1〜2時間。見積もりは大げさでした。ごめんなさい(笑)
ただし、手続きの前には時間がかかっています。
- どこに乗り換えるか、プランを調べて比べる
- 4月から3ヶ月、docomoと日本通信を併用して、本当に大丈夫か試す
- マイナンバーカードのパスワードを設定していなくて、役場に行く
このあたりの話は、格安SIMで携帯代を年6万円減らした記事に詳しく書いています。
6 それでも、ホッピングをすすめない理由
手続きが1〜2時間でできるなら、ホッピングもありなのでは?
そう思うかもしれません。でも、僕はやっぱりすすめません。
理由① 特典は1回きり。でも、安い料金はずっと続く
今どきの乗り換え特典の目安と、僕の乗り換えを比べてみます。
| もらえるお金 | 続くか | |
|---|---|---|
| 大手3社どうしの乗り換え特典 | 3,000〜10,000円相当 | 1回きり |
| 格安SIMどうしの乗り換え特典 | 1,000〜3,000円相当 | 1回きり |
| 僕の乗り換え(docomo → 日本通信) | 特典0円。でも携帯代が年約6万円下がった | 毎年続く |
※特典の額は目安です。時期やキャンペーンによって変わります。
僕は特典を1円ももらっていません。でも、毎月の料金が下がったので、1年で約6万円、2年で約12万円の差になります。
特典の数千円を追いかけるより、毎月の料金が安いところに1回移るほうが、ずっと大きいんです。
理由② ホッピングは「毎回」時間がかかる
手続きは1〜2時間でも、ホッピングはそれを何度も繰り返すことになります。そのたびに、
- 次はどこが特典を出しているか調べる
- 「〇ヶ月使い続ける」「このオプションに入る」などの条件を確認する
- 特典がちゃんともらえたか、期限を管理する
- 次の乗り換えのタイミングを考える
がついてきます。
時給2,000円で考えると、1回に3〜5時間かかれば6,000〜10,000円分。特典が数千円なら、ほとんど手元に残りません。
ホッピングは、「お得に見えて、実は時間を売っている行為」だと思います。
理由③ これからは、すぐに特典をもらえなくなる
2026年6月の有識者会議の方針どおりになれば、特典は最長1年に分けて渡されるようになります。すぐ乗り換えてしまうと、特典を満額もらえない可能性がある。ホッピングのうまみは、これからさらに小さくなりそうです。
7 僕の結論:乗り換えるなら「1回で落ち着く」

乗り換え自体は悪くない。むしろ、今の料金が高いなら乗り換えたほうがいいと思っています。
ただ、選ぶ基準は特典ではなく、毎月の料金。
安いところに1回乗り換えて、あとは落ち着く。これが一番だと思います。
お金の自由を手に入れたいなら、時間を削って数千円を取りに行くより、その時間を副業や自己投資、家族との時間に使うほうが、よっぽど価値があるんじゃないかなと。
8 まとめ
- ホッピングは、MNPで乗り換えを繰り返して特典をもらい続けること
- 国は2019年に規制し、2026年には特典を最長1年に分ける方針も出た
- 僕が実際にMNPで乗り換えたら、手続きは全部スマホで1〜2時間。思ったより簡単だった
- でも、特典は1回きり。毎月の料金が安いところに移れば、差は毎年続く(僕は年約6万円)
- 乗り換えるなら、特典より「毎月の料金」で選んで、1回で落ち着くのがおすすめ
僕が格安SIMに乗り換えて、携帯代を年6万円減らした話はこちらです。

自由を身近に
また会いましょ。
※2026年9月時点の情報です。制度や特典の内容は変わることがあるので、最新の情報は総務省や各社の公式サイトで確認してください。


