MNPホッピングはやめとけ!実は損する仕組み

お金の自由

こんにちは、mikumoです。

今日の新聞を読んでたら、こんな見出しが目に飛び込んできました。

「携帯契約 乗り換え特典 悪用を抑制 特典1年分割に」

総務省の有識者会議が、ホッピングの規制強化に動き出したというニュースです。

これ、どうゆうことか分かります?
MNPホッピングとは何か?と実際お得なのか?解説していきたいと思います。

正直ね、僕もホッピングのことを詳しくは知らなかったんですよ(笑)。だから調べてみました。

なお、この記事はmikumo的見解であって、個人の意見となります。参考としていただけると幸いです。


1. ホッピングって得なの?損なの?

 結論から言うと、「損です。」

 えー、乗り換えるとスマホが安くなったり、ポイントもらったりできるんでしょ?
 乗り換え手数料も安くなってるし、トータルプラスじゃん!
 得しかないよー。

 そう思う方もいるでしょう。
 
 僕が言いたいのは、時間換算は入っているんか?というところ

 結構やりがちなのが、自分の時間をお金に換算していないところ。皆さんの時間も貴重な財産。目先のポイントや割引で
構想していると、トータルで見た時に損するので気を付けてくださいね!

2. ホッピングって何?

ドコモ・au・楽天モバイルなどのキャリアを次々に渡り歩く人のイラスト。MNPホッピングのイメージ

 損する仕組みのお話の前に、そもそもホッピングを知らない方がいらっしゃるかもなので、少し説明させてください。

ホッピングとは、MNP(携帯番号ポータビリティ)を使って、電話番号はそのままに、キャリアを次々と乗り換えていく行為のことを言います。

具体的に言うと

ドコモ → au → ソフトバンク → 楽天 → またドコモ…

と乗り換えをすること。

なんでこんなことをするのかというと、乗り換えるたびにキャッシュバックやポイント、端末割引などの特典をもらい続けることができるから。

キャリアは新規・乗り換えユーザーを獲得したいから、既存ユーザーより手厚い待遇をする。その構造を利用したやり方ですね。

長年愛用し続けているのに、新規獲得ユーザーを優遇されていると思うと、少し寂しいねぇ

という私、日本通信にくら替えしておりますが笑


3. いつごろから始まって、どう広まったか

んじゃ、ホッピングはいつから始まったか?以外に昔でね?

ホッピングが生まれたのは2006年。この年に総務省がMNP制度を導入し、それまでは乗り換え=電話番号が変わるので、みんな乗り換えを避けていた。

でも、MNPが始まって「番号そのままでほかの携帯会社に移れる」ようになったことで、乗り換えのハードルが一気に下がったんだよね。

アイフォン、今やどこでも購入できるでしょ?昔はソフトバンクしか販売してなくてね?
docomoやエーユーの人は乗り換えしないといけなかった時代があるんだよね。そこで、MNP制度は画期的で、僕の周りも乗り換えした人たくさんいるよ。

そして2014〜2016年ごろがホッピングの全盛期。

乗り換えるだけで5〜10万円のキャッシュバックがもらえるケースもあって、ネットでは「MNP乞食」なんて言葉まで生まれていました。家電量販店の店頭でスタッフが積極的にMNP手続きを促す光景も当たり前になっていたね。
乗り換えキャンペーンとかやってね、昔は「0円」携帯なんて沢山あったよね笑


4. 国が規制に乗り出した理由

でも、この制度、いろいろと問題が出てきて、国がメスを入れたんだよね。

どんな問題化というと、

① 長年使っている人が損をする
乗り換える人だけが特典をもらえて、ずっと同じキャリアを使っている人が割高なまま放置される現状があった。
一見さんと常連さん、どっちを大切にするのよって話よね。

② 端末の本当の値段がわからない
「実質0円」などの表示で、端末の価格が不透明になっていた。
今思うと携帯電話が0円って意味が分からないよね笑

③ 通信料金が下がらない
キャッシュバックの原資は結局、通信料金から来ている。バラマキが続く限り料金は下がらない。

こうした問題を受けて、2019年に電気通信事業法が改正されます。
改正内容としては、

  • 端末割引の上限を2万円に制限
  • 解約違約金の上限を1,000円に引き下げ
    など。

ただ、解約金が安くなったことで「むしろ乗り換えやすくなった」という皮肉な側面もあって、ホッピング自体はなくならなかった。
以前よりも解約金が無くなったことで、気軽に変えることができるようになった。

そして今日(2026年6月25日)の新聞にあった通り、総務省はさらなる規制として「特典の1年分割提供」を検討している。契約してすぐ特典をもらって即解約、というパターンを封じるためみたいですね。

一つの問題に対しててこを入れると、別の問題が生まれる。難しい問題だよね。


5. 実際に乗り換えるとどれだけ時間がかかる

目覚まし時計、スマートフォン、お札と硬貨、観葉植物が並んだイラスト

 それで、ここからが本題!
 ホッピングのことは分かりました。
 国が頑張って問題解決しようとして、またてこを入れようとしていることも分かった。

 んで、実際お得じゃないの?ってところですよね。
 冒頭申しあげたとおり、僕が「損」と判断するのはタイパが悪いということ。

 例示という形になるけど、実際どれくらい乗り換えに手間暇がかかるか、見ていきましょう。

事前準備

作業時間
プラン・特典の比較調査1〜2時間
現在の契約内容の確認15〜30分
MNP予約番号の取得30〜60分

契約手続き

作業時間
新キャリアへの申し込み30〜60分
開通・回線切り替え15〜30分

移行・設定作業

作業時間
データ移行・バックアップ30〜60分
APN設定・接続確認15〜30分
アプリの再ログイン・認証30〜60分
支払い情報の変更15〜30分

特典フォロー

作業時間
ポイント・条件の確認管理30〜60分

合計:スムーズにいって約5時間、現実的には7〜8時間

しかもこれ、トラブルが起きたら10時間超えることもあります。


6. 時給2,000円で換算すると…

1時間当たり2,000円の時給換算としてね?どれくらい費用が掛かるか。
そして、それがキャッシュバックで相殺できるかが問題なんだよね。

ケース時間コスト換算
最短(スムーズ)約5時間約10,000円
現実的な平均約7〜8時間約14,000〜16,000円
トラブルあり10時間超約20,000円超

一方で、2024年以降の規制後にもらえる特典の現実はこうです。

乗り換え先現実的な特典額
大手3社間3,000〜10,000円相当
サブブランド間3,000〜5,000円相当
格安SIM間1,000〜3,000円相当

もらえる特典よりも、かかる時間コストのほうが大きい。

慣れるまでには当然時間もかかるし、労力もかかる。
乗り換えしたくて、結果得点を得られるなら、ラッキーで済むけど、
得点を目的にホッピングを繰り返すんだったら、もっと違うことに時間をかけたほうがいいんじゃないかなって思うよね。


7. 僕の結論

砂が金貨に変わって落ちていく砂時計のイラスト

ホッピングは「お得に見えて、実は時間を売っている行為」だと思いました。
今回の例は、あくまでも時給換算2,000円とした場合。
今の最低賃金が1,000円を超えてきている状況からみても。ほとんどうまみってないと思う。

お金の自由を手に入れたいなら、時間を削って数千円を取りに行くより、その5〜8時間を副業や自己投資に使うほうがよっぽど価値があるんじゃないかなと。

それに、総務省が規制に動き出したのも、この構造がそもそも健全じゃないってことの証明だと思います。

乗り換え自体は悪くない。でも「特典目当てで繰り返す」のは、自分の時間と引き換えにしているってことを忘れずにいたいですね。

自由を身近に。

また次の記事で会いましょう。

この記事を書いた人
mikumo

「自由」を実験中のブロガー、みくもです。家計改善・副業・投資を試しながら、会社に縛られない生き方を模索しています。失敗も全部ネタにしながら、等身大でお届けします。

mikumoをフォローする
お金の自由
シェアする
mikumoをフォローする
タイトルとURLをコピーしました