毎月17日は減塩の日。でも、悪いのは「塩」じゃない

ガラスの器に盛られた塩と「悪いのは『塩』じゃない」のテキストが入った減塩の日記事のアイキャッチ画像 体の自由

1. 今日、8月17日は「減塩の日」

こんにちは、mikumoです。

今日、8月17日はなんの日か知ってますか?

実は「減塩の日」なんです。しかも1年に1回じゃなくて、毎月17日が減塩の日。日本高血圧学会が2017年に制定したもので、由来は「世界高血圧デー」と「高血圧の日」がどちらも5月17日であることから、それを一年を通して継続的に啓発できるように、毎月17日にしたんだそうです。

目標は1日の塩分摂取量7g。

今日は、減塩して健康な体を作ろう!!

って話じゃないんです。
「減塩」って聞くと、塩が良くないから減らすって見えません?
それは誤解であること、皆さんに知ってほしいと思うし、
本当に良い塩とは何なのか?これをご紹介したくて、記事を書きました。

2. 結論:悪いのは「塩」じゃなくて「精製塩」

改めて結論から言うと、「塩は悪者」という前提が、そもそもズレていると僕は思っています。

減塩、減塩ってみんな言うけど、問題なのは塩そのものじゃなくて、精製塩(ミネラルを取り除いた塩化ナトリウムの塊)を摂りすぎていることなんですよね。

精製塩というのは、海水や岩塩からナトリウム以外のミネラルをほぼ全部取り除いて、純度99%以上まで高めたもの。いわゆる食卓塩やコンビニの小袋に入っているようなやつです。

一方、天日塩や海塩みたいな精製されていない塩には、ナトリウムだけじゃなくカリウム・マグネシウム・カルシウムといったミネラルが一緒に含まれています。これらのミネラルは体内でナトリウムの働きとバランスを取る役割もあるので、精製塩だけをガンガン摂るのとは、体への影響がそもそも違うんですよね。

だからこそ、僕が皆さんに伝えたい

塩を悪者にしないで

減塩は大切。でもそれは「塩そのものが悪い」からじゃなくて、「精製された塩を摂りすぎている」ことが問題なんです。むしろミネラル豊富な塩は、積極的に摂ってもいいくらいだと僕は思っています。

白い精製塩と粒の大きいミネラル豊富な塩を並べて比較した写真

3. なぜ減塩味噌は「本来の味噌」と別物になりがちなのか

味噌って、塩がただの味付けじゃないんですよ。

お漬物や保存食などは、塩漬けにしますよね?
なんでか?

塩には発酵の進みすぎや雑菌の繁殖を抑えるという効果があって、味噌づくりにとって超重要な役割があります。

だから塩分を減らすと?
この菌を抑える力が弱くなる。
そうすると?

  • 発酵が進みすぎて味が変わってしまう
  • 保存中に傷みやすくなる

という問題が出てくる。

じゃあ、どうするか?
清酒(酒精)を添加して発酵を止めるんです。あるいは加熱処理で菌の働きを止める。

つまり、減塩味噌の多くは、

❌ 生きた麹菌・乳酸菌が働き続ける「本来の発酵食品」
👉 発酵をストップさせた「塩分だけ減らした調味料」

に変わってしまっている、ということなんですよね。
せっかく発酵させて作っているのに、良い菌の効果までなくしてしまっているんだよね。

4. 塩がただの味付けじゃない食品たち

味噌以外にも、塩が「味付け以上の仕事」をしている食品はたくさんあります。

  • 醤油:味噌と同じく発酵コントロール
  • 漬物:脱水・防腐効果。減塩にすると保存料や酢を増やすことも
  • ハム・ソーセージ:保存性・食感・色の形成に関わる
  • パン:グルテンの構造形成にも関与

逆に、スナック菓子や汁物みたいに「塩は純粋に味付け」という食品なら、減塩してもデメリットはほぼなく、素直に塩分摂取量が減るだけです。

5. 味噌・醤油を選ぶとき、僕が実際にチェックしていること

というわけで、僕は味噌や醤油を買うときは、必ず一度手に取って裏の成分表示を見るようにしています。

チェックしているポイントはこの3つ。

✅ 添加物が入っていないか
✅ 使用されている大豆の生産国はどこか
✅ その大豆は遺伝子組み換えではないか

具体的に、僕が選んでいる基準はこんな感じです。

味噌の場合

  • 大豆は国産
  • 原材料は大豆と塩のみ
  • できれば、発酵を止めるための「清酒(酒精)」が入っていないもの

醤油の場合

  • 無添加
  • 原材料は大豆・塩・小麦のみ
  • できれば有機大豆、国産のもの

正直、これを基準に選ぶとスーパーの棚にある味噌・醤油の8〜9割くらいは候補から外れます(笑)
でも一度この見方を覚えると、パッケージの大きい文字じゃなくて裏の成分表示を見るクセがつくので、他の調味料を選ぶときにも応用が効くようになりますよ。

味噌のパッケージを手に取り、裏面の原材料表示を確認している写真

6. 僕が実際に使い分けている塩3選

とはいえ「具体的にどんな塩を選べばいいの?」ってなると思うので、僕が実際に使っている塩を紹介します。

正直、岩塩や海の精、神宝塩などいろいろ試してきましたが、「たっぷり使う日常使い」「仕上げに少量使う特別な塩」かで、使い分けるのがいいと思っています。

シママース・ぬちまーす・神宝塩の3種類の塩を並べて、日常使いと仕上げ用の使い分けを示した写真

日常使い・たくさん使うなら「シママース」

パスタの茹で塩、漬物、味噌づくりみたいに量を気にせずガンガン使いたいとき、僕が個人的に一番好きなのが「シママース」です。

沖縄の海水を天日塩でじっくり平釜炊きしたお塩で、100gあたりカルシウム190mg・カリウム110mg・マグネシウム150mgとミネラルもしっかり含まれています。それでいて1kgあたり500円前後と、精製塩に毛が生えた程度の価格で買えるのが最大の魅力。

ザクザクした結晶で塩なれがよく、まろやかな塩味。「毎日たっぷり使う塩」をこれに変えるだけでも、精製塩から卒業できます。


仕上げ・少量で使うなら「ぬちまーす」「神宝塩」

一方で、料理の仕上げに一振りする「ここぞ」の塩は、もう少しミネラル濃度の高いものを選んでいます。

ぬちまーす(沖縄の海塩)

一つ目が、沖縄・宮城島の海水100%からできた「ぬちまーす」。

これ、マグネシウムの含有量が一般的な食塩の約200倍、含まれるミネラルは実に21種類という、2000年に「ミネラル含有種類世界一」の塩としてギネスブックにも認定された塩なんです。

しかもナトリウム量(食塩相当量)は一般的な食塩より約25%低いので、しょっぱさは控えめでまろやか。おにぎりや天ぷらにパラッとかけるだけで、味の輪郭がはっきりする感覚があります。

これは本当に皆さんにおすすめしたい一品です。


神宝塩

もう一つが「神宝塩」。世界中の伝統海塩を集めて、九回焼きの竹塩も加えた17種類ブレンドの塩です。

150gでも1,000円と、精製塩に比べると正直かなり高いです(笑)でも、料理の仕上げに使うと味がまとまる感覚があって、僕はずっとリピートしています。
塩のうまみが段違い。うちは毎朝のおにぎりは必ずこの塩を使っています。


まとめると、日常使いはシママース、仕上げはぬちまーすか神宝塩、というのが僕の使い分けです。値段は張るものもありますが、毎日口に入れるものだからこそ、一度試してみる価値はあると思います。

7. まとめ

毎月17日は減塩の日。でも「減塩」という言葉だけを鵜呑みにせず、

  • 悪いのは塩そのものじゃなくて、精製塩を摂りすぎていること
  • 味噌・醤油は、発酵をコントロールするために塩が必要な食品であること
  • 買うときは、添加物・大豆の産地・遺伝子組み換えの有無をチェックすること

このあたりを知っておくと、スーパーでの選び方が変わってくると思います。

塩を悪者にしないでほしい。大事なのは減らすことじゃなくて、どんな塩を、どんな形で摂るか。そういう話でした。

自由を身近に

またお会いしましょう。

この記事を書いた人
mikumo

「自由」を実験中のブロガー、みくもです。家計改善・副業・投資を試しながら、会社に縛られない生き方を模索しています。失敗も全部ネタにしながら、等身大でお届けします。

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