実質賃金が目減り?10年前の給与とコンビニのおにぎりから見たインフレの事実と対策

お金の自由

みなさんこんにちは、mikumoです。

最近、日銀が政策金利の利上げを行い、インフレ対策にメスを入れたことがニュースになりましたよね。ブログでも記事として取り上げさせてもらったところです。

👉 日銀が利上げ|僕らの生活に何が起きるのか

でね、インフレって「物価高騰」ってニュースで叫ばれてるけど、

「へぇ〜」

で終わっちゃう方、けっこう多いんじゃないかなと感じまして。

今日は、公務員の給料から見たインフレの“事実”——つまり「実質賃金」がじわじわ下がっているという話と、じゃあ今後どうしていくのが良いか?ということを記事にしました。

キーワードは 「実質賃金」「なぜインフレだと株が強いのか」 の2つです。

給料は1.08倍、おにぎりは1.45倍

きっかけは今朝ふと思ったこと。

「コンビニのおにぎり、梅や昆布、シーチキンって昔は大体100円だったよな。けど最近は税込で200円近くする。高くなったな〜」

と感じた一方で、

「10年前の僕の給料と今の給料、昇給してるからわかりにくいけど、“実質”どれくらい変わったんだろう?」

とも思ったんよね。

それで一つの基準として、ある県庁職員(公務員)の給料とコンビニのおにぎりが、10年でどれくらい変わったのか、ちょっと調べてみた(笑)

結果、給与は約1.08倍。コンビニのおにぎりは約1.45倍でした。

比較対象10年前ごろ倍率
給料(ある県庁・推定)約35〜37万円約39万円約1.08倍
コンビニおにぎり(定番系)100〜120円台150〜180円台約1.45倍

※10年前の正確な給料は資料に埋もれてて拾いにくいので、ここは「推定」として読んでください。

そして、これを「2015年=100」として10年間の推移をグラフにしたのがこちら。

給料とコンビニおにぎりの10年比較グラフ。2015年を100とすると2025年におにぎりは145、県庁職員の給料は108

最初はピタッと重なってた2本の線が、2022年あたりから一気に離れていくのがわかるよね。おにぎり(赤)がぐんぐん伸びてくのに、給料(青)はほぼ寝てる(笑)

数字で見ると、現実を突きつけられる感じがするよね(笑)

つまり、給料の伸びが、モノの値上がりに全っ然追いついていない

そもそも物価上昇に見合ったベースアップ(ベア)がされていない状況なので、「賃金が上がった」と言われても実感が湧かない。その理由がここにあると思います。

そもそも「実質賃金」って?

実質賃金が下がるイメージ:10年前はおにぎり3個、今は2個しか買えない

ここで出てくるのが 実質賃金 って言葉。

賃金には2種類あって、

  • 名目賃金=給料の「額面」。通帳に書いてある数字そのもの。
  • 実質賃金=その給料で「実際にどれだけモノが買えるか」。

たとえば給料が5万円増えても、買いたいモノの値段が6万円分上がってたら、実際に買える量は減ってるよね? これが「名目は増えたのに実質は減った」状態。

日本では、2022年以降このパターンがずっと続いていて、名目賃金は上がってるのに、物価の上がり方がそれを上回るから、実質賃金は横ばい〜むしろマイナス。(参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査」

さっきのおにぎりの話が、まさにこれだよね。

問題はここから。じゃあ僕らはどうすればいいの? ってところです。

結論:僕なら「オルカン(株式)」を選ぶ

ざっくりした経験則だけど、

  • インフレの時は 株式 が優位
  • デフレの時は 現金 が優位

という傾向があるのは、ご存知でしょうか?

僕はインデックス投資を勧める人間なので、オルカン(全世界株式)もしくはS&P500をおすすめします。もちろん株式投資に慣れてる方は、インデックス以外の個別株などでもOK。

ただ、「株、難しいな〜」とか「株、怖いな〜」と思う方こそ、まずはオルカン(or S&P500)から、というのが僕の考えです。

なんでオルカンなのかは、こちらの記事も見てみてください。

👉 オルカン vs S&P500|僕がオルカンを選んでる理由

なぜインフレの時は株式が優位なのか?

① インフレ=企業の売上も増える

おにぎりが120円→180円になったってことは、お店から見れば、同じ数売っても売上が1.5倍になるってこと。

モノの値段が上がる=企業の売上・利益も(数字の上では)増えやすい。

② 株価は「将来の利益」への期待で動く

利益が増えそうな会社の株は買われる。買われれば株価は上がる。

株価って「今」じゃなくて「これから儲かりそうか」で動くから、インフレで利益が伸びそうな局面とは相性がいいわけ。

③ 現金で持ってると価値が目減りする

ここが一番大事。

インフレ中に現金をそのまま握りしめてると、おにぎりの例の通り、買える量がじわじわ減っていく。

だから「現金のままより、モノ(株・不動産・金など)で持っておこう」という動きが起きる。この資金の流れが株を押し上げる。

④ 借金が実質的に軽くなる

企業が抱えてる借金も、インフレでお金の価値が下がると、実質的な重さが軽くなる。返しやすくなる=企業にとってプラス。

ざっくりまとめると、

「お金の価値が下がるなら、モノ(株)で持ってる方がマシ」

ということ。

ただし「インフレ=絶対に株高」ではない

ここだけは正直に書いておきます。

「インフレなら絶対に株が上がる」わけではありません

インフレが行きすぎると、中央銀行が金利を上げてブレーキをかける。金利が上がると「リスクを取らなくても債券でそこそこ利息がもらえる」状態になって、株から資金が逃げやすくなるからね。

だから、あくまで“そうなりやすい傾向”の話。短期的には普通に下がる年もあるし、ここを「絶対儲かる」みたいに語る人がいたら、ちょっと距離を置いた方がいいと僕は思います。

だからこそ、お金の置き場所を分ける

お金の置き場所を3つに分ける図解。生活防衛資金(現金)・特別費(現金)・余剰資金(投資)

コツコツ貯金されている方、それ自体はとても素晴らしいことです。

一方で、銀行にお金を積んでおくだけだと、インフレの時代はお金の“価値”が静かに下がっていく。

なので、僕が考える置き場所の分け方はこう。

  • 生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分が目安。自営の人は1年分くらい)→ 現金で確保
  • 特別費(直近3〜5年で必要になりそうな大きな出費)→ 現金で確保
  • それ以外の余剰資金 → 投資などで運用して、長期で運用益をねらう

これが僕の中での最適解です。

※「これをやれば儲かる」という話ではなく、リスクも込みで自分の頭で考えるための材料として読んでもらえたら。投資は元本割れの可能性があるので、最後は自己責任で、無理のない範囲で。

まとめ

ここまでをまとめると、

  • 給料(名目)は少し増えても、実質賃金は伸びてない
  • 現金で持ってるだけだと、価値はじわじわ目減りする
  • インフレ局面では「モノ(株など)」の方が価値を保ちやすい“傾向”がある
  • ただし「インフレ=絶対株高」ではない。保証を語る人には注意

つまり、現金100%で置いておくこと自体にもリスクがある(=目減りリスク)。この事実は、知っておく必要があると思うんよね。

じゃあ僕がどうしてるかというと、相変わらず地味です(笑)

  • 生活防衛資金・特別費は現金で確保
  • 余剰資金は、新NISAで低コストの全世界株インデックス(オルカン)をコツコツ積立
  • 銘柄をあれこれ乗り換えず、10〜20年の長期でほったらかし

「結局オルカンかい!」って感じだけど、僕の中ではこれが一番ブレない結論です。

👉 オルカン vs S&P500|僕がオルカンを選んでる理由

僕がお金の勉強を始める前は、「毎日働いて、もらえる給料の範囲で生活していけば大丈夫」と思ってたんよね。

それも間違いじゃない。でも、インフレが自分に与える影響を知ってるかどうかで、今後の人生はけっこう変わると思う。

それと、長くなるので今日は深掘りしないけど──昔に比べて額面の給与は上がってるよね? でもその裏側で、税金や社会保険料の負担も年々増えてるって、知ってた?

物価は上がる、
税や社会保険料の負担も増える、
でも給与(実質)はあまり上がらない。

これが、今の現実です。

だからこそ、少しでも生活が豊かになる選択を。

今日はここまで。

自由を身近に

また次の記事で会いましょう。

この記事を書いた人
mikumo

「自由」を実験中のブロガー、みくもです。家計改善・副業・投資を試しながら、会社に縛られない生き方を模索しています。失敗も全部ネタにしながら、等身大でお届けします。

mikumoをフォローする
お金の自由
シェアする
mikumoをフォローする
タイトルとURLをコピーしました